「フォロワーが多いから」「いいねが多いから」という理由だけでインフルエンサーを選ぶと、商品の広がりを読み違えることがあります。
フォロワー数やいいね数は、アカウントの規模や表面的な反応を知る手がかりにはなります。
しかし、その人がブランドに合っているか、フォロワーから信頼されているか、紹介した商品が本当に検討されるかまでは分かりません。
購入されたフォロワー、相互にいいねやコメントを付け合うグループ、本人の人気だけで伸びている投稿もあります。
そこでこの記事では、専用ツールがなくてもInstagram上で確認できる、インフルエンサー選定の7つのチェックポイントを整理します。
1. PR投稿の割合が高すぎる

最初に見るべきなのは、直近投稿に占めるPRや提供投稿の割合です。
直近20投稿のうち半分以上がPR投稿であれば、フォロワーが「また広告だ」と受け止めている可能性があります。
PR投稿そのものが悪いわけではありません。
ただし、PRばかりのアカウントでは、商品の紹介に対する信頼が下がりやすくなります。
確認の目安
- 20投稿中3件以下:PR以外の投稿が中心で、自然な紹介になりやすい
- 20投稿中5件程度:案件慣れはあるが、投稿内容との相性を確認したい
- 20投稿中10件以上:広告色が強く、反応の質を慎重に見る必要がある
2. 案件のときだけ別ジャンルを発信している

案件のときだけ美容、案件のときだけキャンプ、案件のときだけランニングというアカウントでは、紹介に説得力が出にくくなります。
普段からそのジャンルについて発信していない人は、商品紹介が唐突に見えやすくなります。
カテゴリの使い方、選び方、悩み、比較などを普段から投稿しているかを確認しましょう。
「もともと好きなジャンルの中で紹介している」と見えない場合、PRとして受け止められにくくなります。
3. コメント欄に会話がほとんどない

いいね数だけでは、フォロワーとの関係は分かりません。
コメント欄に具体的な会話がほとんどない場合、投稿がフォロワーの行動や検討につながっているとは判断しにくいです。
- どこで買えますか
- 私も使っています
- 参考になりました
- 今度試してみます
こうした具体的な会話がほとんど見られない場合、数字ほどの影響力がない可能性があります。
一方で、「かわいい」「Nice」、絵文字だけのコメントが大半を占める場合、数字ほどの影響力がない可能性があります。
4. 商品への関心より、本人への反応が目立つ

保存数やいいね数が多くても、それが商品への関心ではなく本人の人気による反応である場合があります。
自撮り、肌の露出が多い写真、スタイルを見せる投稿は伸びやすい一方で、商品が評価されているとは限りません。
商品紹介の投稿でも同じようにコメントが付いているか、商品名や使用感について質問されているかを見ます。
本人の魅力で伸びる投稿と、商品理解で伸びる投稿は分けて判断する必要があります。
5. 投稿内容に一貫性がない

投稿ジャンルが毎回変わるアカウントでは、フォロワーが「何の人なのか」を理解しにくくなります。
昨日は投資、今日は美容、明日は旅行、来週はペットという状態では、特定ジャンルに関心のあるフォロワーが集まっているとは判断しにくいです。
コスメ、ランニング、キャンプ、コーヒーなど、テーマが定まらないアカウントでは、特定ジャンルに関心のあるフォロワーが集まっているとは判断しにくいです。
商品紹介が、普段の投稿の延長として受け入れられるかを確認しましょう。
6. ブランドや競合商品との接点がない

候補者のアカウント名だけでなく、ブランド名、商品名、競合ブランド名でもInstagram内を検索します。
過去に自発的な投稿や言及が見当たらない場合、紹介内容に無理が出やすく、継続的な関係も築きにくくなります。
接点がない人よりも、すでに関心を持っている人のほうが、紹介を自然に受け入れられやすい傾向があります。
ただし、競合商品の投稿が多い場合は、契約条件やブランドの見え方も確認します。
7. 商品が体験として語られていない

最後に見るべきなのは、紹介の中身です。
「届きました」「かわいい」だけで終わる投稿では、フォロワーが商品を検討する材料が不足します。
- 1週間使ってみた感想がある
- 生活の中で実際に使っている場面がある
- ビフォーアフターや変化が説明されている
- 良かった点だけでなく、気になった点も書いている
こうした具体的な体験がなく、商品名を出すだけの投稿では、フォロワーが商品を検討する材料が不足します。
体験を通じて使う理由を伝えられるかを、選定時の基準にしましょう。
選んではいけないインフルエンサーを見極める7項目
インフルエンサー選定で確認すべきなのは、フォロワー数だけではありません。
- PR投稿の割合が高すぎる
- 案件のときだけ別ジャンルを発信している
- コメント欄に会話がほとんどない
- 商品への関心より、本人への反応が目立つ
- 投稿内容に一貫性がない
- ブランドや競合商品との接点がない
- 商品が体験として語られていない
この7項目を確認するだけでも、ブランドと合わないインフルエンサーを選ぶリスクは下げられます。
ただし、候補者が100人、1,000人に増えると、手作業で同じ精度を保つのは難しくなります。
LOKAでは、投稿ジャンル、PR比率、コメントの質、ブランドとの接点を整理し、ブランドに合うクリエイターを見つけやすくします。
LOKAのクリエイター管理機能もあわせてご覧ください。

